FX取引口座を淡々と評価する

FX業者の選び方を間違えていませんか?
せっかくFXをやるなら、少しでもサービスの良いFX業者を選びたいものですよね。でも、他社の使い勝手は分からないし・・・。
そんな貴方にお届け。為替取引口座のリアルタイム分析・評価ブログ。

FX取引口座を淡々と評価する

このブログでは、証券会社各社の提供するFX(外国為替取引)の詳細情報を提供していきます。

キャッシュバックキャンペーンから、ツールの使い勝手、サービスの詳細などなど。
私自身が実際に口座開設行なって得た知見を元に、ただただ評価だけを行います。
各FX業者のスペックを星取り表でまとめてありますので、新たにFX業者を検討する際に役立つかと思います。

※注意
各証券会社の情報に関しては、最新のものを載せるように心がけてはおります。
しかしながら、情報は日々更新され、古くなってしまうこともありえます。
各社の情報、特にキャッシュバックキャンペーンの情報については、今一度、ご自身で確認されることをお奨めします。

M2Jマネースクエアジャパンがトルコリラ円を追加!

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マネースクエアジャパンがトルコリラ円を新たに追加!

先日、マネースクエアジャパンがトルコリラ円を新たに取り扱い通貨ペアを加えた。国内証券会社でマイナー通貨トルコリラを扱う業者が、また一つ増えた訳だ。

今回は速報として、マネースクエアジャパン(通称マネスク、M2J)のスペックを紹介していこう。

  1. トルコリラ円のスワップ・スプレッド
  2. マネスクといえばトラリビ
  3. トルコリラ円他社比較

トルコリラ円のスワップ・スプレッド

早速だが、マネースクエアジャパンのスワップポイントスプレッドを見ていこう。トルコリラ円と言えば、新興国通貨の中でも、特に金利の高い通貨として有名だ。一方で、需要の低さ故に、スプレッドが広くなる傾向がある点も考慮したい。

マネースクエアのトルコリラスペック
通貨ペア通貨記号取引単位スプレッドスワップポイント(買)スワップポイント(売)
トルコリラ円TRY/JPY1000通貨最小0.01銭+95円-115円

トルコリラ円のサービスを開始した9月現在、スワップポイントは95円(1万通貨あたり)となっている。後述するが、この金額は国内証券のなかでもそこそこの大きさである。ただ、サービス開始当初のボーナス設定なのか、今後も維持されるのかは、少し動向を見続ける必要があるだろう。

一方のスプレッドは、基本的に最小1銭から。むしろ、こちらの方が恩恵が大きいと考える。というのも、トルコリラ円のようなマイナー通貨を扱う際に、一つの問題となるのが、高スプレッドによるコスト増であるからだ。他社のシステムでは、スプレッド50銭という不可解な数字が表示されることもある。スプレッド最小1銭というのは、破格の設定であり、最もメリットの高い設定であろう。

スプレッドを破格の狭さに設定している背景には、マネースクエアジャパンが、次章に紹介する「トラリピ」を目玉商に押し出しているためであろう。以下に詳細を記述していこう。

マネスクといえばトラリビ

トラリピとは、マネースクエアジャパン独自のサービス「トラップリピートイフダン」の略である。システムトレードの一種で、指値で押し目を拾い、逆指値で利益確定をする売買を繰り返すトレードロジックだと思っていい。トレードの回数は多くなるものの、マネスクジャパンではそれを見越して、スプレッドを狭く設定しているものと考える。

指値売買のトレードロジックそのものに、目新しさはない。ただ、マネスクジャパンがユニークな点は、同サービスを全ての口座保有者に提供している点であろう。複雑な設定なしに、誰でも簡単にシステムトレードを行うことができる。

マネスクジャパンのとらりぴ

システムトレードの難点といえば、やはりプログラムを組むことに困難を伴うことだ。例えば、チャートソフトのMT4では、EAなる名称のプログラムを組むことさえできれば、システムトレードを実行することはできる。しかし、一般のトレーダーはプログラミングのスキルなんて持っていないし、投資・投機の本質とは離れた技術であることも確かだ。また、相場を監視し続けるためには、PCを稼働させなければならない点も敷居が高い。

プログラムの初心者でも自動売買のシステムトレードが可能な点は、非常に有意義なサービスだろう。マネースクエアジャパンに多くの個人投資家が口座を持つ理由が、ここにある。

トルコリラ円他社比較

スワップポイントとスプレッドの観点から、他社とのサービスを比較してみよう。現在のトルコリラ円に関する比較表を作成した。

取扱業者スプレッドスワップポイント備考
マネスクジャパン最小1銭~+95円トラリピ利用可
セントラル短資FX8~18銭+95円
SBI証券10~20銭+90円
ヒロセ通商16銭+55円売りスワップも安い

棲み分けとしては、初級~中級者向けの証券会社であると言えるだろう。スワップポイントの高さでは、外資系証券には遅れをとるものの、システムの取り扱いの難易度は低い。アヴァトレードやオアンダのシステムは、初心者には取っつき辛いところであろう。

システムトレードに関しても同様で、MT4でのプログラミングは上級者であっても敷居が高い。この点、サービスを提供するFX業者は他にもあるのだが、残念ながらトルコリラを扱っているところはない。

ちなみに、マネースクエアジャパンは昨年、東証一部に上場している。経営規模が大きくなったことで、顧客獲得を増やしたい意向があるようだ。

今回、新たにトルコリラというマイナー通貨を扱い始めたことで、一つサービスが向上したと言える。同社のHPによると、今後もサービス拡充の予定があるようだ。以後も期待の持てる証券会社であると言えるだろう。

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トルコリラFX口座とスワップポイント

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トルコリラFX口座とスワップポイント

FX口座ニュース。今回はニーズの多いトルコリラを扱うFX業者のスワップポイント情報をお届けしよう。

トルコリラといえば、新興国通貨らしく高金利が魅力だ。ただし、政治的不安定やデフォルト不安などにより、為替レートそのものが下がる。ここはやはり、少しでも金利のよいFX業者でトレードして、優位に利益を増やしたい。

そのような訳で、新興国通貨トルコリラを扱う証券会社とスワップポイントをまとめてみた。

  1. USD/TRYのスワップポイント一覧
  2. アヴァトレードの特徴
  3. MT4口座という選択肢

USD/TRYのスワップポイント一覧

トルコリラというと、国内ではトルコリラ円TRY/JPNを考えがちだが、世界標準で言うとトルコリラドルUSD/TRYの方がメジャーだ。今回は、USD/TRYに絞って、スワップポイントをまとめてみた。

証券会社スワップポイント
アヴァトレード235円
サクソバンクFX215円
FXCM170円
ヒロセ通商118円

当然といえば当然だが、トルコリラドルのトレードを考えると、外資系証券会社を含めたワールドワイドな選択肢が与えられる。この辺が、トルコリラ円ではなく、トルコリラドルをトレードする優位性があるところだろう。

注目すべきはアヴァトレード。外資系証券会社の国内法人だが、日本国内のFX業者に比べて、格別にスワップポイントの金額が良い。以下に紹介していこう。

アヴァトレードの特徴

アヴァトレードは、トルコリラに限らず多くのマイナー通貨も扱っている。代表例は以下の通りだ。

  • ロシアルーブル(RUB)
  • メキシコペソ(MXN)
  • ノルウェークローナ(NOK)
  • ポーランドズロチ(PLN)
  • シンガポールドル(SGD)
  • イスラエルシュケル(ILS)

一般のFX業者で扱っていないようなマイナー通貨ペアをトレードしたいなら、有力な選択肢となりうるだろう。これらの通貨を扱うFX業者は、まず国内では見あたらない。

他のスペックとして特徴的な点は、スプレッド固定制であろう。トルコリラのような流動性の低い通貨は、スプレッドが広がる傾向がある。時間帯を間違えると、スプレッドだけで何日分ものスワップポイントが飛んでしまうこともありうるわけだ。この点、アヴァトレードは約定しないことはあるものの、拡大したスプレッドで不利なポジションをもってしまうリスクが少ない。

MT4口座という選択肢

もう一点、アヴァトレードで付け加えたい特徴は、MT4対応口座があることである。

MetaTrader4(MT4)といえば、世界中のトレーダーに利用されているチャートアンド取引ツールだ。チャートを見ながら取引できる機能は、そこら辺の業者が提供するトレードツールよりもよっぽど使い勝手が良い。

アヴァトレードでは、このMT4を使ったトレードにも対応している。スタンダード口座とは別にMT4口座を開かねばならないものの、MT4に慣れるに従って、スタンダード口座の利用頻度は減っていくことだろう。それくらいMT4は使い勝手がよい。

冒頭に紹介したスワップポイントも、実はこのMT4で確認することができる。というよりも、アヴァトレードはスワップポイント非公開であるので、それ以外、調べる方法がない。

MT4のスワップポイントの調べ方と計算式トルコリラの為替投資戦略ナビ

このスワップポイントの確認方法については、上記の記事を参考にさせてもらった。トルコリラのトレードノウハウについても詳しいので、参考にしてもらいたい。

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オワンダがオフショア人民元(CNY)の扱い開始

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オワンダがオフショア人民元(CNY)の扱い開始

先日、一通のメールが筆者のもとにやってきた。オワンダジャパンからの連絡である。この会社は、滅多に広告メールを打ってこないので、珍しいと思い開いてみた。すると、新たにオフショア人民元(じんみんげん・レンミンビー)をUSD/CNYで扱い開始すると言うではないか。これで、数少ない人民元取り扱い証券会社が増えた訳だ。

実は、人民元対ドルの通貨ペアというは、レアなFX通貨ペアであると同時に、非常にトレンドを読みやすい・儲けやすい通貨なのだ。そこで今回は、人民元の特徴と、オワンダジャパンで取り引きするメリットを解説しようと思う。

  1. オワンダジャパンからの案内
  2. オフショア人民元とは
  3. 人民元(USD/CNY)のありえない特徴
  4. 人民元の買いトレンドを狙う

オワンダジャパンからの案内

筆者の元に、オワンダジャパンから人民元取引開始のメールが来た。つい最近、7月17日のことである。

以下は、そのメール文だ。

お客様各位
平素はOANDA Japan のFXサービスをご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
この度、当社では平成26年7月21日より、以下の通貨ペアのサービスを開始いたします。
これに伴い、『店頭外国為替証拠金取引「OANDA fxTrade」 取引説明書』にも
追記いたしましたのでご確認ください。
追加通貨ペア
・USD/CNH(米ドル/オフショア人民元)」
※レバレッジは個人・法人ともに20倍となります。

オワンダジャパンは、大体の通貨ペアに関してスプレッドが狭い。オワンダであれば、きっと人民元の手数料も安いだろうと早速調べてみた。

結果、スプレッドは150pips。といっても、USD/CNYは1pips=0.00001CNYだ。スプレッドを円に換算してみよう。いま、1CNY=16.3円だから、10,000通貨の取引では以下の計算になる。


スプレッド(円)=150pips×0.00001×10,000×16.3=244.5

片道250円のスプレッドというところか。やっぱりオワンダのスプレッドは安かった。

オフショア人民元とは

オフショア人民元の扱い業者が増えたのはいいことだ。ただ、人民元という通貨は、かなり癖がある。ここでは、ちょっとその癖を確認しておこう。

まず、「オフショア」が頭に着く点だ。オフショア人民元というのは、要は中国元な訳だ。しかし、「オフショア」と付くのには訳がある。それは、直接、中国市場で売買されていないことだ。

人民元は、規制通貨である。いまだに当局は自由売買を認める気配がない。では、なぜ、FXで人民元の為替取引が可能であるのか?それは、香港経由での取引があるからだ。中国当局は、香港との自由取引だけは認めている。

つまり、人民元の取引の実体は、中国元・香港ドル・USドルと、間に香港ドルを挟んだクロス通貨なのである。これが人民元に「オフショア」の接頭詞が付く理由だ。

人民元(USD/CNY)のありえない特徴

うんちくついでに、人民元の面白い特徴を紹介しよう。以下は、USD/CNYのチャートをオワンダMT4でキャプチャしたものだ。

※チャート

チャートの時間軸はMONTYLY。ここ数年のトレンドを示している。

気づいただろうか?いや、いやでも気づくだろう。下落トレンド(=対ドルでの人民元買い)がずっと続いているのである。

この理由をご存じだろうか?別に、人民元が対ドルでの人気がある訳ではない。なぜなら、自由取引の取引量は、為替相場を動かすほどの出来高がないからだ。

実はこれ。中国当局の外貨バスケット買い入れの結果なのである。中国当局は、人民元の相場安定のために、通貨バスケットに外貨を買い貯めているのだ。

外貨バスケットの買い入れでは、当局に対する米ドルの売りのポジションだけが積みあがる。人民元売りのポジションは、ほとんど存在しないのだ。結果として、対人民元でのドル売り・ドル下落のトレンドだけが続くのである。

人民元の買いトレンドを狙う

以上の通り、人民元(USD/CNY)は一方通行の買いトレンドが続く非常に分かりやすい通貨ペアであることを述べた。

もっとも、現実問題としては、①国内に取り扱い業者がない、②スプレッドが広い、③スプレッドを埋めるため長期のポジションが必要、といった制約が課されている。

その点、今回、オワンダジャパンでUSD/CNYの取り扱いを開始したことは朗報だ。低スプレッドで取引が短期であっても問題ない。さらに、人民元は機関投資家が手出しできない通貨であるため、厳しい競争にさらされなくてよい。

興味を持たれた読者の方は、是非、取引を初めて頂きたい。

参考リンク:OANDA Japanでトレードするメリット

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